エレメントレス設計
フィルター交換不要
内部にエレメントや乾燥剤を持たないため、消耗品交換を前提としない運用が可能です。
エレメントレス設計で交換作業・消耗品管理・電源を必要とせず、
末端での再結露対策にアプローチします。
WELL AIRは、液滴や粗い異物を「詰まらせて捕る」のではなく、「分離して落とす」ための圧縮空気清浄器です。
ドライヤー通過後でも発生する設備直前の再結露ドレン対策に適しています。
エアドライヤーで除湿していても、長い配管の途中や設備直前で温度差が生じると、圧縮空気中に再びドレンが発生します。 末端で発生した水滴や異物がそのまま流入すると、空圧機器トラブルや品質不良の原因になります。
エアドライヤーはコンプレッサー直後の除湿には有効です。ですが、その後に長い配管を通る間、 温度差によって再び液滴が発生することがあります。
つまり、ドライヤーで一度乾いた空気でも、設備直前ではもう一度濡れている可能性があります。 これはドライヤーの性能不足ではなく、配管条件による物理現象です。
さらに現場では、フィルターの交換管理そのものが難しく、未交換・点検漏れにより、 本来の性能を維持できていないケースも少なくありません。
内部にエレメントや乾燥剤を持たないため、消耗品交換を前提としない運用が可能です。
電源・熱源を使わず、空気の流れを利用した物理的な分離構造で液滴・異物を処理します。
分離したドレンを自動排出し、日常の排出作業負荷を抑えます。末端設置との相性にも優れています。
従来のフィルターは、エレメントで捕集するため、交換前提の運用になりやすく、管理台数が増えるほど現場負荷が増えます。
WELL AIRは、液滴や異物を内部で分離し、オートドレンで排出する構造です。末端で問題になる「水の塊」や粗い異物の対策に向いています。
一方で、WELL AIRよりさらに細かいミストや微粒子を取りたい場合は、 下流側にミストフィルタなどを組み合わせる構成が理にかなっています。
WELL AIRは万能な単独装置ではなく、「末端の液滴・粗い異物対策」に強みがあります。 より細かいミストや微粒子まで求める場合は、下流フィルタとの組み合わせが理にかなっています。
| 比較項目 | WELL AIR | 一般フィルタ | ミストフィルタ | エアドライヤー |
|---|---|---|---|---|
| 主な役割 | 液滴・粗い異物の分離 | 粒子の捕集 | 微細ミストの捕集 | 上流除湿 |
| 交換エレメント | 不要 | 必要 | 必要 | 保守あり |
| 末端の再結露対策 | 得意 | 一部対応 | 一部対応 | 不得意 |
| 微細ミスト・微粒子 | 単独では限定的 | 機種次第 | 得意 | 対象外 |
| 設置推奨位置 | 設備直前 | 用途に応じて | WELL AIRの下流 | コンプレッサー直後 |
| 運用負荷 | 低い | 交換管理が必要 | 交換管理が必要 | 定期保守が必要 |
WELL AIR液滴・粗い異物の分離
一般フィルタ粒子の捕集
ミストフィルタ微細ミストの捕集
エアドライヤー上流除湿
WELL AIR不要
一般フィルタ必要
ミストフィルタ必要
エアドライヤー保守あり
WELL AIR得意
一般フィルタ一部対応
ミストフィルタ一部対応
エアドライヤー不得意
WELL AIR単独では限定的
一般フィルタ機種次第
ミストフィルタ得意
エアドライヤー対象外
WELL AIR設備直前
一般フィルタ用途に応じて
ミストフィルタWELL AIRの下流
エアドライヤーコンプレッサー直後
WELL AIR低い
一般フィルタ交換管理が必要
ミストフィルタ交換管理が必要
エアドライヤー定期保守が必要
圧縮空気のクリーン化は、1台で全部やるよりも、役割ごとに分ける方が合理的です。
WELL AIRで末端の再結露ドレンや粗い液滴を処理し、必要に応じてその下流にミストフィルタなどを配置することで、 より細かいミストや微粒子にも対応しやすくなります。
既に上流側にドライヤーやフィルタを導入していても、設備直前の液滴トラブルが残っている場合は、 WELL AIRの追加で改善できる余地があります。
使用流量、口径、設置位置、現在のトラブル内容をもとに、 WELL AIR単体が良いのか、下流フィルタとの組み合わせが良いのかまで含めてご提案します。